車検・点検のご案内
検査の種類は次の5つに分される。
新規検査
検査と登録を同日中に行い、自動車検査証の交付を受けるための検査。型式指定自動車の新車の場合は製造メーカーの発行した完成検査終了証の有効期間内であれば検査を省略できるが、有効期間が満了しているもの、一時抹消中の使用過程車を登録する場合、新車でも諸元に変更がある場合は新規検査を受ける事になる。
使用過程車を検査・登録する場合を「中古新規」、完成検査終了証の有効期間が切れたものを検査・登録する場合を「完検切新規」と区別し呼称されている。
予備検査
当日は検査のみを行い、後日新規登録を行うための検査。主に中古車販売店や並行輸入業者、トラックやバスなどの架装・改造業者などがあらかじめ検査を受けておくことにより、販売契約が成立した場合納車までの時間短縮や、新規検査登録に掛かる手間の省略などの利便性活用を目的とした検査。予備検査証の交付を受け、3か月以内なら書類だけの審査で新規登録でき、全国全ての運輸支局で有効である。
使用者の住所地、使用の本拠の位置を管轄する以外の運輸支局、検査登録事務所及び軽自動車検査協会でも受検できる。
構造等変更検査
自動車の大きさ、重量、乗車定員、用途、原動機の型式など自動車の諸元に変更があった場合に行う検査。
継続検査
一般的に「車検」と称している検査で、使用中の自動車の自動車検査証の有効期限を延長させる検査。同一の車両を一定期間継続使用するために行う。